生活習慣病の予防
生活習慣病という新たな概念が打ち出されるまでの成人病対策は、検診を行って、病気の早期発見、早期治療を目指した、いわゆる二次的予防が中心でした。
「生活習慣病」という新たな概念は、厚生白書(平成9年版)に記述があります。
従来成人病と呼ばれていた、脳卒中、がん、心臓病などは、必ずしも成人になってから発症するものというのではなく、子どものころからの、長年にわたる生活習慣の積み重ねと、個人の持つ遺伝的素因、さらに環境の要因が重なり合って発症することが判明しました。
このため、脳卒中、がん、心臓病などの病気を予防するためには、子どものことから健康を守るための生活習慣を身につけておくことが必要であるということで、生活習慣病という名称が打ち出されました。
生活習慣病は、遺伝的要因も関係しますが、おもに生活習慣が原因となっているため、多くは予防することができます。
そのため、子どものころから健康を守るための生活習慣を身につけ、早い段階から生活習慣を見直して予防を心がけ、発症を未然に防ぐことが望ましいといえるでしょう。
生活習慣病を予防するためには、バランスのとれた食生活と適度な運動をすること、睡眠、喫煙、飲酒などの生活習慣を見直すことが予防につながるといわれています。
生活習慣病を予防することは、それ自体がメタボリックシンドロームを予防するための対策となります。
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